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今回は「2025年を制覇する破壊的企業」をAudibleで聞きました。 最近はJournalをリリースしてから次に何を作ろうかを決められずにだらだらと過ごしてます。 muuteっていうネイティブアプリでジャーナリングなどのサポートをしてくれて使いやすいアプリがあり、こういう方向性がメンタル領域では良いのかなとか思いました。

さてこの本を聞いて気になった箇所をふれながら感想を書きます。

注目するべき11社

著者の山本康正さんがあげた破壊的企業はこれらの企業。

  • Google
  • Amazon
  • Facebook
  • Apple
  • Microsoft
  • Netflix
  • Tesla
  • CrowdStrike
  • Robinhood
  • Impossible Foods
  • Shopify

GoogleやAmazonは誰でも馴染みがあると思いますがCrowdStrike・Robinhood・Impossible Foodsは初耳でした。 CrowdStrikeはPCなどのセキュリティのサービスを提供している企業でインターネットをつなげているだけでPCのセキュリティを最新の状態にできるらしいです。 Robinhoodはゲーム感覚で投資ができるスマホアプリを提供している企業です。投資をするためには手続きが色々と必要だったり、投資アプリが使いづらかったみたいです。 それらの煩わしさから開放されているらしいです。 Impossible Foodsは代替肉を作っている企業です。大豆から肉に近い食感や味を作ることで人口増加により食料問題などの解決策になります。

これらの企業を注目するべき理由として業界の常識を破壊するだろうってことがあります。 Teslaの話ででてくるロボタクシーは今のタクシー業界やUberなどをまるっと破壊しそうです。ロボが運転を代わりにやってくれるならわざわざ人がやる必要ないですよね。 AmazonやAppleなどはアマゾンプライムやiPhoneの利益が半端ないので他の業界に参入したとき赤字でもサービスを提供できます。 たとえば、Apple Cardはポイント還元を他のクレカよりも高めに設定したとしてもiPhoneユーザーにできればそこで採算が取れるみたいです。 それにそのサービスから得られるユーザーデータを分析することでより精度の高いサービスを考えられます。

この本を聞いていて具体的になんで注目するべきかをビジネス面、技術面どちらの視点も入れていて非常にためになりました。

コングロマリット、体験、データ

大切だと思った箇所についてふれます。 コングロマリットとは異業種にも手を伸ばして事業を始める企業のこと。 GAFAなどが映像業界に手を出したのもコングロマリットでGoogleのYouTubeやAmazonのプライムビデオなどが該当します。 技術力やデータを駆使して異業種の不便さを劇的に改善するのが今後のトレンドになりそうですね。

ハードやソフトの発達によりサービスで得られる体験こそに価値があるという話がでてきます。 サブスクなどが流行っている理由も体験を得られるいい手段だからってことがあると思います。 家で映画を見る場合は15年前ならTSUTAYAとかでビデオを借りて家のビデオデッキを使ってみるっていうのが一般的だったと思います。 でもよくよく考えるとビデオの中身にある映画を見るっていう体験を僕たちは欲しいですよね。ビデオを借りることは手段でしかないです。 体験こそに価値があるのはそういうことです。

これからの時代ではデータを制した企業が勝つっていう話もありました。 Amazonはユーザーの購買データを膨大に持っていてそれをうまく活用できれば、 「この人は肥満になりやすい商品ばっかり購入しているから保険金は高めに設定する。」といったAmazonの異業種である保険に対しても精度の高い便利な商品を作れます。 データをうまく活用することでユーザーを知ることができます。ユーザーを知れれば今何をすればいいのかが明確になり、新しい効果的な手を企業がうてます。

これらのトレンドを活用する企業に先行投資すればがっぽり儲けられるかもしれないですね。笑

個人レベルで必要な5つのスキル

これらのスキルがあるとこれからの未来で市場価値の高い人材になれそうです。

  • ファイナンス
  • データサイエンス
  • プログラミング
  • 英語
  • ビジネスモデルを読む力

自分の中では英語は必須かなと思います。とくに英語の読む力が足りないと最新のニュースや論文などのキャッチアップができないです。 英語圏で情報が出てくることがほとんどなので、時代の最先端をいこうと思うと英語を読めないとつみますね。 データサイエンスやプログラミングなど今ブームになっているIT系の技術についてはある程度どういったものかを知っていればいいと思います。 僕はソフトウェアエンジニアをしているのでプログラミングスキルは一番伸ばさないといけない能力ですが、技術者ではない人はある程度中身を知っていて仕事を依頼できる状態なら問題なさそうです。 個人的にはファイナンスに関する知識が薄いのでここも身につけたいなと思ってます。

最後に

未来がどうなるかは正確にわかる人はいないですが、こういった未来を予測する系はワクワクするのでおもしろかったです。 今の自分は大した知識を持っていないのでもっとIT系だけではなく広い視点で物事を考えられるように学びたいなと思いました。 技術を使って世界を変えることで仕事を失う人がいるとは思いますが、より単純な仕事を機械に任せることで人はクリエイティブな仕事に専念できそうです。