java-silver

本記事は以前Qiitaに投稿した内容を本ブログに持ってきています。

2019年3月にOracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格を取得していて、これから受験しようと思っている人のためになればと思い、記事を作成しました。

Java Silverとは

Oracle社が提供しているJava技術者向けの資格の1つで、今回僕が受けたテストは、「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格」です。
公式によると

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。 https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse8-2489021-ja.html

この試験のレベルは入社してからJavaの基礎的な研修を受けて、業務を数ヶ月こなせば初見でも全く分からない問題はないかなといった感じです。
オブジェクト指向がまったく分からない状態で、Java Silverの勉強を始めるのは少ししんどいかもです。
また、受験料が3万弱するので、落ちると悲惨です。。
確実にとりましょう!(Oracleの資格は一回落ちても、無料で再度受験できるキャンペーンをやっていることがあるので、申し込む時に忘れずに。)

勉強を始める前の僕のレベル

IDE(Eclipse)を使って、なんとかJavaのコードはかけるが、基礎的な型の継承やポリモーフィズムやカプセル化などの理解は曖昧って感じでした。

試験勉強の仕方

自分は2018年9月から2019年3月までにJava Silverに合格することを会社の自分の目標にしていて、Javaプログラマ Silver SE 8 スピードマスター問題集を購入して、最初はコツコツと出勤時のお昼時間や業務中に空いている時間で勉強していました。
ですが、だらだらと勉強をしてしまっていたせいで、気付いたら1月も終わろうとしていました。笑
そこからやばいと思い本気で勉強を始めました。

本気の時の勉強

  • 出社時のお昼時間
  • 業務中の空いた時間
  • 平日は退社してから、カフェで2時間勉強
  • 休日は予定がなかったら、3〜4時間ぐらい

こんな感じで60時間程度は学習にあてました。

Javaプログラマ Silver SE 8 スピードマスター問題集は3〜4周取り組みました。
1周目で分からなかった問題にチェックマークをつけて、2周目で再度解けなかった問題に取組み、最後の演習問題で分からなかった章の問題に次の周で取り組むといった具合で問題集を解いていました。
他には、TECH ProjinにJava Silverの問題があったので、その問題を解いたりしていました。

出題範囲

1章 Javaの基礎
2章 Javaのデータ型の操作
3章 演算子と判定構造の使用
4章 配列の作成と使用
5章 ループ構造の使用
6章 メソッドとカプセル化の操作
7章 継承の操作
8章 例外の処理
9章 Java APIの主要なクラスの操作

のような構成になっていてます。
ここで効率的に試験に受かりたいと考えている人は、9章で出てくるラムダ式は捨てちゃってください。
ラムダ式は内容が難しい割には、2問ぐらいしか出ませんので、この問題を捨てて他の問題をしっかりと取れれば平気です。

勉強中の感想

普段、IDEを使ってJavaをかいていたので、いざテキストに記載されているJavaの問題を解くと、自分って全然理解できてないなと感じることが多々ありました。
会社の先輩がVimでJavaをかいてみるとJavaに対する理解が深まると言っていた意味がわかりました。
IDEってめちゃくちゃ便利だと思った記憶があります。

受験した感想

基本的に参考書と同じような問題が多く、しっかりと参考書で対策しておけば、落ちないかなといった印象です。(自分は70%しか取れなかったので、あんまり大きなことは言えませんが。笑)
SE8から導入されたラムダ式やDate and Time APIはあんまり出題されないし問題形式が参考書と同じなので、あまり理解せずとも問題の形式で解ける感じでした。
試験時間はしっかりと対策しておけば、30分以上余るような感じでした。
自分は慎重に解いていたので、20分ぐらいしか余らなかったです。

合否について

合否は試験後30分ぐらいで、CertViewで分かるようになっています。
僕の場合は、合格通知と領収書を会社に提出する必要があったので、領収書を自宅に送付してもらいましたが、2週間ぐらいかかったので余裕を持って領収書の申請をしましょう。
合格通知は結果が分かり次第、ダウンロードできるようになります。
これらの作業をする際にログインパスワードを忘れたりしてしまうとかなりめんどくさいことになるみたいなので、アカウント作成時はしっかりとID・パスワードはメモっておきましょう。

まとめ

  • 試験対策用に参考書を買って、理解できるまで徹底的に取り組めば受かります
  • ラムダ式は捨ててOKです
  • 再受講できるキャンペーンがある時は申し込む時に忘れずに申請しましょう
  • 領収書は取り寄せないといけないので、早めに申請しましょう